7.4. Gitリポジトリの設定 (handson-cli-conf :ユーザ名/メールアドレス設定)¶
作業の目的 [why]¶
Gitリポジトリ"handson-cli-conf"のユーザ設定(ユーザ名、メールアドレス)をします。
完了条件/事前条件 [設計者用情報]
完了条件 [after]
主処理は、以下を満たしたときに成功したものとします。
- 完了条件1
- Gitリポジトリ"${HOME}/tmp/handson-cli-conf"にuser.nameの設定が存在する。
- 完了条件2
- Gitリポジトリ"${HOME}/tmp/handson-cli-conf"にuser.emailの設定が存在する。
事前条件 [before]
主処理の実施は、以下の状態であることを前提とします。
- 事前条件1
- Gitリポジトリ"${HOME}/tmp/handson-cli-conf"が存在する。
- 事前条件2
- Gitリポジトリ"${HOME}/tmp/handson-cli-conf"にuser.nameの設定が存在しない。
- 事前条件3
- Gitリポジトリ"${HOME}/tmp/handson-cli-conf"にuser.emailの設定が存在しない。
作業対象 [what]¶
- ローカル環境
標準時間(合計)¶
8分
パラメータ設定¶
パラメータ設定の標準時間: | 2分 |
---|
作業に必要なモノ・情報 [resource]¶
作業開始には、以下が全て揃っていることが必要です。
リポジトリ1: 作業用ディレクトリ
親ディレクトリ"${HOME}/tmp"です。
リポジトリ2: Gitリポジトリ名
- ブランチを作成するGitリポジトリの名称です。
- 今回は"handson-cli-conf"とします。
リポジトリ3: ユーザ名
- Gitリポジトリで利用するユーザ名です。
- 今回は"Taro Yamada"とします。
リポジトリ4: メールアドレス
- Gitリポジトリで利用するメールアドレスです。
- 今回は"taro@example.jp"とします。
パラメータの指定¶
作業に必要なパラメータを変数に格納をします。
パラメータの保存¶
設定されている変数の保存先となるファイル名を指定します。
変数の設定:
DIR_PARAMETER="${HOME}/tmp/parameter-handson-cli-conf-codecommit" FILE_PARAMETER="${DIR_PARAMETER}/$(date +%Y-%m-%d)-git-config_user-create.env" \ && echo ${FILE_PARAMETER}
結果(例):
${HOME}/tmp/parameter-handson-cli-conf-codecommit/2019-07-09-git-config_user-create.env
各変数に正しいパラメータ値が格納されていることを確認しながら保存します。
変数の確認:
cat << EOF > ${FILE_PARAMETER} # 0.1. DIR_PARENT:"${HOME}/tmp" DIR_PARENT="${DIR_PARENT}" # 0.2. GIT_REPOSITORY_NAME:"handson-cli-conf" GIT_REPOSITORY_NAME="${GIT_REPOSITORY_NAME}" # 0.3. GIT_USER_NAME:"Taro Yamada" GIT_USER_NAME="${GIT_USER_NAME}" # 0.4. GIT_USER_EMAIL:"taro@example.jp" GIT_USER_EMAIL="${GIT_USER_EMAIL}" EOF cat ${FILE_PARAMETER}
下段の変数が入っていない、もしくは上段と同等の値が入っていない場合は、それぞれの手順番号に戻って変数の設定を行います。
タスクの実施¶
タスク標準時間: | 6分 |
---|
1. 前処理¶
処理対象の状態確認¶
主処理の実施は、以下の状態であることを前提とします。
前提と異なることが判明した場合、直ちに処理を中止します。
事前条件1: Gitリポジトリ"${HOME}/tmp/handson-cli-conf"が存在する。
「Gitリポジトリ"${HOME}/tmp/handson-cli-conf"が存在する。」ことを確認します。
コマンド:
ls -d ${DIR_PARENT}/${GIT_REPOSITORY_NAME}
結果(例):
${HOME}/tmp/handson-cli-conf
Gitリポジトリ(ワークツリー)へ移動します。
コマンド:
cd ${DIR_PARENT}/${GIT_REPOSITORY_NAME}/
結果(例):
(出力なし)
事前条件2: Gitリポジトリ"${HOME}/tmp/handson-cli-conf"にuser.nameの設定が存在しない。
「Gitリポジトリ"${HOME}/tmp/handson-cli-conf"にuser.nameの設定が存在しない。」ことを確認します。
コマンド:
! git config \ --local user.name
結果(例):
(出力なし)
事前条件3: Gitリポジトリ"${HOME}/tmp/handson-cli-conf"にuser.emailの設定が存在しない。
「Gitリポジトリ"${HOME}/tmp/handson-cli-conf"にuser.emailの設定が存在しない。」ことを確認します。
コマンド:
! git config \ --local user.email
結果(例):
(出力なし)
2. 主処理¶
ユーザ名の設定¶
変数の確認:
cat << EOF # GIT_USER_NAME:"Taro Yamada" GIT_USER_NAME="${GIT_USER_NAME}" EOF
コマンド:
git config \ --local user.name "${GIT_USER_NAME}"
結果(例):
(出力なし)
メールアドレスの設定¶
変数の確認:
cat << EOF # GIT_USER_EMAIL:"taro@example.jp" GIT_USER_EMAIL="${GIT_USER_EMAIL}" EOF
コマンド:
git config \ --local user.email ${GIT_USER_EMAIL}
結果(例):
(出力なし)
3. 後処理¶
完了条件の確認¶
主処理は、以下を満たしたときに成功したものとします。
完了条件1: Gitリポジトリ"${HOME}/tmp/handson-cli-conf"にuser.nameの設定が存在する。
「Gitリポジトリ"${HOME}/tmp/handson-cli-conf"にuser.nameの設定が存在する。」ことを確認します。
コマンド:
git config \ --local user.name
結果(例):
Taro Yamada
完了条件2: Gitリポジトリ"${HOME}/tmp/handson-cli-conf"にuser.emailの設定が存在する。
「Gitリポジトリ"${HOME}/tmp/handson-cli-conf"にuser.emailの設定が存在する。」ことを確認します。
コマンド:
git config \ --local user.email
結果(例):
taro@example.jp