4.3. IAMユーザのIAMグループからの削除 (handson-cli-website-https-webMaintUser: handson-cli-website-https-webMaintGroup)

作業の目的 [why]

IAMユーザ"handson-cli-website-https-webMaintUser"をIAMグループ"handson-cli-website-https-webMaintGroup"から削除します。

完了条件/事前条件 [設計者用情報]

完了条件 [after]

主処理は、以下を満たしたときに成功したものとします。

完了条件1
IAMユーザ"handson-cli-website-https-webMaintUser"がIAMグループ"handson-cli-website-https-webMaintGroup"に所属していない。

事前条件 [before]

主処理の実施は、以下の状態であることを前提とします。

事前条件1
IAMユーザ"handson-cli-website-https-webMaintUser"が存在する。
事前条件2
IAMユーザ"handson-cli-website-https-webMaintUser"がIAMグループ"handson-cli-website-https-webMaintGroup"に所属している。

作業対象 [what]

  • IAMユーザ
  • IAMグループ

標準時間(合計)

8分

パラメータ設定

パラメータ設定の標準時間:2分

作業に必要なモノ・情報 [resource]

作業開始には、以下が全て揃っていることが必要です。

リソース1: IAMユーザ名

  • IAMグループに追加するIAMユーザの名称です。
  • 今回は"handson-cli-website-https-webMaintUser"とします。

リソース2: IAMグループ名

  • IAMユーザを追加するIAMグループの名称です。
  • 今回は"handson-cli-website-https-webMaintGroup"とします。

パラメータの指定

作業に必要なパラメータを変数に格納をします。

0.1. IAMユーザ名の指定

IAMユーザ名を指定します。

変数の設定:

IAM_USER_NAME='handson-cli-website-https-webMaintUser'

0.2. IAMグループ名の指定

IAMグループ名を指定します。

変数の設定:

IAM_GROUP_NAME='handson-cli-website-https-webMaintGroup'

パラメータの保存

設定されている変数の保存先となるファイル名を指定します。

変数の設定:

DIR_PARAMETER="${HOME}/tmp/parameter-handson-cli-website-https"
FILE_PARAMETER="${DIR_PARAMETER}/$(date +%Y-%m-%d)-iam-user_group_detach-update.env" \
  && echo ${FILE_PARAMETER}

結果(例):

${HOME}/tmp/parameter-handson-cli-website-https/2019-07-14-iam-user_group_detach-update.env

各変数に正しいパラメータ値が格納されていることを確認しながら保存します。

変数の確認:

cat << EOF > ${FILE_PARAMETER}

  # 0.1. IAM_USER_NAME:"handson-cli-website-https-webMaintUser"
         IAM_USER_NAME="${IAM_USER_NAME}"
  # 0.2. IAM_GROUP_NAME:"handson-cli-website-https-webMaintGroup"
         IAM_GROUP_NAME="${IAM_GROUP_NAME}"

EOF

cat ${FILE_PARAMETER}

下段の変数が入っていない、もしくは上段と同等の値が入っていない場合は、それぞれの手順番号に戻って変数の設定を行います。

タスクの実施

タスク標準時間:6分

1. 前処理

処理対象の状態確認

主処理の実施は、以下の状態であることを前提とします。

前提と異なることが判明した場合、直ちに処理を中止します。

事前条件1: IAMユーザ"handson-cli-website-https-webMaintUser"が存在する。

「IAMユーザ"handson-cli-website-https-webMaintUser"が存在する。」ことを確認します。

コマンド:

aws iam get-user \
  --user-name ${IAM_USER_NAME} \
  --query "User.UserName" \
  --output text

結果(例):

handson-cli-website-https-webMaintUser

事前条件2: IAMユーザ"handson-cli-website-https-webMaintUser"がIAMグループ"handson-cli-website-https-webMaintGroup"に所属している。

「IAMユーザ"handson-cli-website-https-webMaintUser"がIAMグループ"handson-cli-website-https-webMaintGroup"に所属している。」ことを確認します。

コマンド:

aws iam list-groups-for-user \
  --user-name ${IAM_USER_NAME} \
  --query "Groups[?GroupName==\`${IAM_GROUP_NAME}\`].GroupName" \
  --output text

結果(例):

handson-cli-website-https-webMaintGroup

2. 主処理

IAMユーザのIAMグループからの削除

変数の確認:

cat << ETX

  # IAM_GROUP_NAME:"handson-cli-website-https-webMaintGroup"
    IAM_GROUP_NAME="${IAM_GROUP_NAME}"
  # IAM_USER_NAME:"handson-cli-website-https-webMaintUser"
    IAM_USER_NAME="${IAM_USER_NAME}"

ETX

コマンド:

aws iam remove-user-from-group \
  --group-name ${IAM_GROUP_NAME} \
  --user-name ${IAM_USER_NAME}

結果(例):

(出力なし)

3. 後処理

完了条件の確認

主処理は、以下を満たしたときに成功したものとします。

完了条件1: IAMユーザ"handson-cli-website-https-webMaintUser"がIAMグループ"handson-cli-website-https-webMaintGroup"に所属していない。

「IAMユーザ"handson-cli-website-https-webMaintUser"がIAMグループ"handson-cli-website-https-webMaintGroup"に所属していない。」ことを確認します。

コマンド:

aws iam list-groups-for-user \
  --user-name ${IAM_USER_NAME} \
  --query "Groups[?GroupName==\`${IAM_GROUP_NAME}\`].GroupName" \
  --output text

結果(例):

(出力なし)

完了