8. Route53ゾーンの削除 (<ドメイン名>)

作業の目的 [why]

Route53ゾーン"<ドメイン名>"を削除します。

完了条件/事前条件 [設計者用情報]

完了条件 [after]

主処理は、以下を満たしたときに成功したものとします。

完了条件1
Route53ゾーン"<ドメイン名>"が存在しない。

事前条件 [before]

主処理の実施は、以下の状態であることを前提とします。

事前条件1
Route53ゾーン"<ドメイン名>"が存在する。

作業対象 [what]

  • Route53ゾーン

標準時間(合計)

8分

パラメータ設定

パラメータ設定の標準時間:2分

作業に必要なモノ・情報 [resource]

作業開始には、以下が全て揃っていることが必要です。

リソース1: Route53ゾーン名

  • 削除するRoute53ゾーンの名称です。
  • 今回は"<ドメイン名>"とします。

パラメータの指定

作業に必要なパラメータを変数に格納をします。

0.1. Route53ゾーン名の指定

Route53ゾーン名を指定します。

変数の設定:

ROUTE53_ZONE_NAME='<ドメイン名>'

パラメータの保存

設定されている変数の保存先となるファイル名を指定します。

変数の設定:

DIR_PARAMETER="${HOME}/tmp/parameter-handson-cli-website-https"
FILE_PARAMETER="${DIR_PARAMETER}/$(date +%Y-%m-%d)-route53-hosted_zone-delete.env" \
  && echo ${FILE_PARAMETER}

結果(例):

${HOME}/tmp/parameter-handson-cli-website-https/2019-07-14-route53-hosted_zone-delete.env

各変数に正しいパラメータ値が格納されていることを確認しながら保存します。

変数の確認:

cat << EOF > ${FILE_PARAMETER}

  # 0.1. ROUTE53_ZONE_NAME:"<ドメイン名>"
         ROUTE53_ZONE_NAME="${ROUTE53_ZONE_NAME}"

EOF

cat ${FILE_PARAMETER}

下段の変数が入っていない、もしくは上段と同等の値が入っていない場合は、それぞれの手順番号に戻って変数の設定を行います。

タスクの実施

タスク標準時間:6分

1. 前処理

1.1. 処理対象の状態確認

主処理の実施は、以下の状態であることを前提とします。

前提と異なることが判明した場合、直ちに処理を中止します。

事前条件1: Route53ゾーン"<ドメイン名>"が存在する。

「Route53ゾーン"<ドメイン名>"が存在する。」ことを確認します。

コマンド:

aws route53 list-hosted-zones \
  --query "HostedZones[?Name == \`${ROUTE53_ZONE_NAME}.\` \
    && Config.PrivateZone == \`false\`].Name" \
  --output text

結果(例):

<ドメイン名>.

1.2. 主処理に必要な情報の取得

Route53ゾーンIDの取得

Route53ゾーンのIDを取得します。

コマンド:

ROUTE53_ZONE_ID=$( \
  aws route53 list-hosted-zones \
    --query "HostedZones[?Name == \`${ROUTE53_ZONE_NAME}.\`].Id" \
    --output text \
  | sed 's/\/hostedzone\///' \
) && echo ${ROUTE53_ZONE_ID}

結果(例):

<ゾーンID>

2. 主処理

ROUTE53ゾーンの削除

変数の確認:

cat << ETX

  # ROUTE53_ZONE_ID:"<ゾーンID>"
    ROUTE53_ZONE_ID="${ROUTE53_ZONE_ID}"

ETX

コマンド:

aws route53 delete-hosted-zone \
  --id ${ROUTE53_ZONE_ID}

結果(例):

{
  "ChangeInfo": {
    "Status": "PENDING",
    "SubmittedAt": "2019-07-14T01:23:45.678Z",
    "Id": "/change/CXXXXXXXXXXXXX"
  }
}

3. 後処理

完了条件の確認

主処理は、以下を満たしたときに成功したものとします。

完了条件1: Route53ゾーン"<ドメイン名>"が存在しない。

「Route53ゾーン"<ドメイン名>"が存在しない。」ことを確認します。

コマンド:

aws route53 list-hosted-zones \
  --query "HostedZones[?Name == \`${ROUTE53_ZONE_NAME}.\` \
    && Config.PrivateZone == \`false\`].Name" \
  --output text

結果(例):

(出力なし)

完了