1.3. S3バケットACL更新 (LogDelivery: handson-cli-website-https-XXXXXXXXXXXX-log)¶
作業の目的 [why]¶
ログをアップロードできるように、ログ用バケット"handson-cli-website-https-XXXXXXXXXXXX-log"のバケットACLを変更します。
完了条件/事前条件 [設計者用情報]
完了条件 [after]
主処理は、以下を満たしたときに成功したものとします。
- 完了条件1
- S3バケット"handson-cli-website-https-XXXXXXXXXXXX-log"のバケットACLが、LogDelivery"からのREAD/WRITE/READ_ACPを許可している。
事前条件 [before]
主処理の実施は、以下の状態であることを前提とします。
- 事前条件1
- S3バケット"handson-cli-website-https-XXXXXXXXXXXX-log"のバケットACLが、LogDelivery"からのREAD/WRITE/READ_ACPを許可していない。
作業対象 [what]¶
- S3バケットACL
標準時間(合計)¶
8分
パラメータ設定¶
パラメータ設定の標準時間: | 2分 |
---|
作業に必要なモノ・情報 [resource]¶
作業開始には、以下が全て揃っていることが必要です。
リソース1: S3バケット名
- ACLを更新するS3バケットの名称です。
- 今回は"handson-cli-website-https-XXXXXXXXXXXX-log"とします。
パラメータの指定¶
作業に必要なパラメータを変数に格納をします。
0.1. S3バケット名の指定¶
変数の設定:
S3_BUCKET_PREFIX='handson-cli-website-https'
コマンド:
AWS_ID=$( \ aws sts get-caller-identity \ --query 'Account' \ --output text \ ) \ && echo ${AWS_ID}
結果(例):
XXXXXXXXXXXX
変数の設定:
S3_BUCKET_SUFFIX='log'
変数の設定:
S3_BUCKET_NAME="${S3_BUCKET_PREFIX}-${AWS_ID}-${S3_BUCKET_SUFFIX}" \ && echo ${S3_BUCKET_NAME}
結果(例):
handson-cli-website-https-XXXXXXXXXXXX-log
パラメータの保存¶
設定されている変数の保存先となるファイル名を指定します。
変数の設定:
DIR_PARAMETER="${HOME}/tmp/parameter-handson-cli-website-https" FILE_PARAMETER="${DIR_PARAMETER}/$(date +%Y-%m-%d)-s3-bucket_acl-update-expand-LogDelivery.env" \ && echo ${FILE_PARAMETER}
結果(例):
${HOME}/tmp/parameter-handson-cli-website-https/2019-07-14-s3-bucket_acl-update-expand-LogDelivery.env
各変数に正しいパラメータ値が格納されていることを確認しながら保存します。
変数の確認:
cat << EOF > ${FILE_PARAMETER} # 0.1. S3_BUCKET_NAME:"handson-cli-website-https-XXXXXXXXXXXX-log" S3_BUCKET_NAME="${S3_BUCKET_NAME}" EOF cat ${FILE_PARAMETER}
下段の変数が入っていない、もしくは上段と同等の値が入っていない場合は、それぞれの手順番号に戻って変数の設定を行います。
タスクの実施¶
タスク標準時間: | 6分 |
---|
1. 前処理¶
処理対象の状態確認¶
主処理の実施は、以下の状態であることを前提とします。
前提と異なることが判明した場合、直ちに処理を中止します。
事前条件1: S3バケット"handson-cli-website-https-XXXXXXXXXXXX-log"のバケットACLが、LogDelivery"からのREAD/WRITE/READ_ACPを許可していない。
「S3バケット"handson-cli-website-https-XXXXXXXXXXXX-log"のバケットACLが、LogDelivery"からのREAD/WRITE/READ_ACPを許可していない。」ことを確認します。
コマンド:
aws s3api get-bucket-acl \ --bucket ${S3_BUCKET_NAME} \ --query 'Grants[?Grantee.URI == `http://acs.amazonaws.com/groups/s3/LogDelivery`].Permission' \ --output text
結果(例):
(出力なし)
2. 主処理¶
ACLの変更¶
S3のログが書き込めるようにACLの設定を変更します。
変数の確認:
cat << ETX # S3_BUCKET_NAME:"handson-cli-website-https-XXXXXXXXXXXX-log" S3_BUCKET_NAME="${S3_BUCKET_NAME}" ETX
コマンド:
aws s3api put-bucket-acl \ --bucket ${S3_BUCKET_NAME} \ --grant-write 'URI="http://acs.amazonaws.com/groups/s3/LogDelivery"' \ --grant-read-acp 'URI="http://acs.amazonaws.com/groups/s3/LogDelivery"'
結果(例):
(出力なし)
3. 後処理¶
完了条件の確認¶
主処理は、以下を満たしたときに成功したものとします。
完了条件1: S3バケット"handson-cli-website-https-XXXXXXXXXXXX-log"のバケットACLが、LogDelivery"からのREAD/WRITE/READ_ACPを許可している。
「S3バケット"handson-cli-website-https-XXXXXXXXXXXX-log"のバケットACLが、LogDelivery"からのREAD/WRITE/READ_ACPを許可している。」ことを確認します。
コマンド:
aws s3api get-bucket-acl \ --bucket ${S3_BUCKET_NAME} \ --query 'Grants[?Grantee.URI == `http://acs.amazonaws.com/groups/s3/LogDelivery`].Permission' \ --output text
結果(例):
WRITE READ_ACP