4.4. S3オブジェクトの確認 (パス: handson-cli-website-https-XXXXXXXXXXXX-log/Logs)

作業の目的 [why]

S3バケット"handson-cli-website-https-XXXXXXXXXXXX-log"のパス"Logs"にオブジェクトが保存されていることを確認します。

完了条件/事前条件 [設計者用情報]

完了条件 [after]

主処理は、以下を満たしたときに成功したものとします。

完了条件1
S3バケット"handson-cli-website-https-XXXXXXXXXXXX-log"のパス"Logs"にオブジェクトファイルが存在する。

事前条件 [before]

主処理の実施は、以下の状態であることを前提とします。

事前条件1
S3バケット"handson-cli-website-https-XXXXXXXXXXXX-log"が存在する。

作業対象 [what]

  • S3バケット

標準時間(合計)

8分

パラメータ設定

パラメータ設定の標準時間:2分

作業に必要なモノ・情報 [resource]

作業開始には、以下が全て揃っていることが必要です。

リソース1: S3バケット名

  • オブジェクトの存在を確認するS3バケットの名称です。
  • 今回は"handson-cli-website-https-XXXXXXXXXXXX-log"とします。

パラメータの指定

作業に必要なパラメータを変数に格納をします。

0.0. リージョンの指定

変数の設定

export AWS_DEFAULT_REGION='ap-northeast-1'

0.1. S3バケット名の指定

変数の設定:

S3_BUCKET_PREFIX='handson-cli-website-https'

コマンド:

AWS_ID=$( \
  aws sts get-caller-identity \
    --query 'Account' \
    --output text \
) \
  && echo ${AWS_ID}

結果(例):

XXXXXXXXXXXX

変数の設定:

S3_BUCKET_SUFFIX='log'

変数の設定:

S3_BUCKET_NAME="${S3_BUCKET_PREFIX}-${AWS_ID}-${S3_BUCKET_SUFFIX}" \
  && echo ${S3_BUCKET_NAME}

結果(例):

handson-cli-website-https-XXXXXXXXXXXX-log

0.2. S3オブジェクトパスの指定

S3オブジェクトパスを指定します。

変数の設定:

S3_OBJECT_PATH='Logs'

パラメータの保存

設定されている変数の保存先となるファイル名を指定します。

変数の設定:

DIR_PARAMETER="${HOME}/tmp/parameter-handson-cli-website-https"
FILE_PARAMETER="${DIR_PARAMETER}/$(date +%Y-%m-%d)-s3-object_path-read.env" \
  && echo ${FILE_PARAMETER}

結果(例):

${HOME}/tmp/parameter-handson-cli-website-https/2019-07-14-s3-object_path-read.env

各変数に正しいパラメータ値が格納されていることを確認しながら保存します。

変数の確認:

cat << EOF > ${FILE_PARAMETER}

  # 0.0. AWS_DEFAULT_REGION:"ap-northeast-1"
         AWS_DEFAULT_REGION="${AWS_DEFAULT_REGION}"

  # 0.1. S3_BUCKET_NAME:"handson-cli-website-https-XXXXXXXXXXXX-log"
         S3_BUCKET_NAME="${S3_BUCKET_NAME}"
  # 0.2. S3_OBJECT_PATH:"Logs"
         S3_OBJECT_PATH="${S3_OBJECT_PATH}"

EOF

cat ${FILE_PARAMETER}

下段の変数が入っていない、もしくは上段と同等の値が入っていない場合は、それぞれの手順番号に戻って変数の設定を行います。

タスクの実施

タスク標準時間:6分

1. 前処理

処理対象の状態確認

主処理の実施は、以下の状態であることを前提とします。

前提と異なることが判明した場合、直ちに処理を中止します。

事前条件1: S3バケット"handson-cli-website-https-XXXXXXXXXXXX-log"が存在する。

「S3バケット"handson-cli-website-https-XXXXXXXXXXXX-log"が存在する。」ことを確認します。

コマンド:

aws s3api list-buckets \
  --query "Buckets[?Name == \`${S3_BUCKET_NAME}\`].Name" \
  --output text

結果(例):

handson-cli-website-https-XXXXXXXXXXXX-log

2. 主処理

オブジェクトの確認

コマンド:

aws s3 ls s3://${S3_BUCKET_NAME}/${S3_OBJECT_PATH}/

結果(例):

2019-07-14 01:23:45        290 <オブジェクト>

注釈

確認する対象がログファイルの場合、コンテンツへのアクセスから30分〜1時間ほど待つ必要があります。

なお、ログはベストエフォート設計のため、全てのアクセスが記録される保証はありません。

3. 後処理

3.2. 完了条件の確認

主処理は、以下を満たしたときに成功したものとします。

完了条件1: S3バケット"handson-cli-website-https-XXXXXXXXXXXX-log"のパス"Logs"にオブジェクトファイルが存在する。

「S3バケット"handson-cli-website-https-XXXXXXXXXXXX-log"のパス"Logs"にオブジェクトファイルが存在する。」ことを確認します。

完了