ハンズオン事前準備 (前日まで: 独自ドメインを利用する場合)¶
目的¶
Route53の委任セットを作成する。
前提¶
作業環境条件¶
本作業は、以下の作業環境で行います。
作業環境条件1: OSとバージョン
本手順は、Amazon Linux "<AmazonLinuxのバージョン>"以降のOS環境での実施を前提としています。
コマンド:
cat /etc/system-release
結果(例):
Amazon Linux AMI release <AmazonLinuxのバージョン>
作業環境条件2: シェルとバージョン
本手順は、bash "<bashのバージョン>"以降のシェル環境での実施を前提としています。
コマンド:
bash --version -v \ | head -1
結果(例):
GNU bash, バージョン <bashのバージョン> (x86_64-redhat-linux-gnu)
作業環境条件3: AWS CLIのバージョン
本手順は、AWS CLIのバージョン"1.16.245"以降での実施を前提としています。
コマンド:
aws --version
結果(例):
aws-cli/1.16.245 Python/3.6.5 Linux/4.14.59-64.43.amzn1.x86_64 botocore/ 1.11.2
注釈
バージョンが古い場合は最新版に更新しましょう。
コマンド:
sudo -H pip install -U awscli
作業環境条件4: 独自ドメイン
サービスに使っていない独自ドメインが必要です。
独自ドメインを所持していない場合は、事前に独自ドメインを取得します。
「さくらのドメイン」( https://www.sakura.ne.jp/domain/ )などで取得しておいてください。
注釈
「お名前.com」は、経験的に解約が面倒なのであまりお奨めしません。
注釈
ご自身で対応できるのであれば、無料のドメインサービスでも問題ありません。
無料なのでサポートレベルは期待しない方が良いでしょう。
注釈
Route53 Domainsでのドメイン取得は、ハンズオンでは想定していません。
あらかじめRoute53ホストゾーンが作成されてしまうためです。
作業環境条件5: whoisコマンド
WhoisDBの更新確認にはwhoisコマンドが必要となります。
Amazon Linuxの場合、標準でwhoisコマンドがはいっていないため、本手順ではjwhoisコマンドを利用します。
注釈
jwhoisコマンドは、.mlなどのマイナーなドメインの場合、パラメータでWhoisホストを指定する必要があるようです。
コマンド:
sudo yum install jwhois -y
結果(例):
(略) Installed: jwhois.x86_64 0:4.0-19.7.amzn1 Complete!
コマンド:
which whois
結果(例):
/usr/bin/whois
手順¶
ローカル環境での作業¶
今回は"${HOME}/tmp/parameter-handson-cli-prepare-before-route53"をパラメータファイル情報用ディレクトリとします。
ディレクトリが存在することを確認します。
コマンド:
ls -d ${HOME}/tmp/parameter-handson-cli-prepare-before-route53
結果(例:存在する場合):
${HOME}/tmp/parameter-handson-cli-prepare-before-route53
存在しない場合は作成します。
コマンド:
mkdir -p ${HOME}/tmp/parameter-handson-cli-prepare-before-route53
Route53権限での作業¶
ローカル環境での作業¶
パラメータファイル情報用ディレクトリを削除します。
コマンド:
rm -Rf ${HOME}/tmp/parameter-handson-cli-prepare-before-route53
(不要であれば)設定ファイル用ディレクトリを削除します。
コマンド:
rm -Rf ${HOME}/environment/conf-handson-cli-prepare-before-route53