3.1. CloudWatchメトリック一覧の確認 (SQS キュー)

作業の目的 [why]

SQSキュー"handson-cli-cloudwatch-queue"のCloudWatchメトリック一覧を確認します。

完了条件/事前条件 [設計者用情報]

完了条件 [after]

主処理は、以下を満たしたときに成功したものとします。

完了条件1

SQSキューのCloudWatchメトリック一覧を確認できている。

事前条件 [before]

主処理の実施は、以下の状態であることを前提とします。

事前条件1

SQSキュー"handson-cli-cloudwatch-queue"が存在する。

事前条件2

SQSキューのCloudWatchメトリックが存在する。

作業対象 [what]

  • CloudWatchメトリック

標準時間(合計)

8分

パラメータ設定

パラメータ設定の標準時間

2分

作業に必要なモノ・情報 [resource]

作業開始には、以下が全て揃っていることが必要です。

リソース1: CloudWatch名前空間

  • 確認するCloudWatchメトリックの名前空間です。

  • 今回は"AWS/SQS"とします。

リソース2: CloudWatchディメンション名

  • 確認するCloudWatchメトリックの対象となるディメンション名です。

  • 今回は"QueueName"とします。

リソース3: SQSキュー名

  • 確認するCloudWatchメトリックの対象となるSQSキューの名称です。

  • 今回は"handson-cli-cloudwatch-queue"とします。

パラメータの指定

作業に必要なパラメータを変数に格納をします。

0.0. リージョンの指定

変数の設定

export AWS_DEFAULT_REGION='ap-northeast-1'

0.1. CloudWatch名前空間の指定

CloudWatch名前空間を指定します。

変数の設定:

CLOUDWATCH_NAMESPACE="AWS/SQS"

0.2. CloudWatchディメンション名の指定

CloudWatchディメンション名を指定します。

変数の設定:

CLOUDWATCH_DIMENSION_NAME="QueueName"

注釈

AWS/SQSで使用可能なディメンションは、'QueueName'のみです。

0.3. SQSキュー名の指定

SQSキュー名を指定します。

変数の設定:

SQS_QUEUE_NAME="handson-cli-cloudwatch-queue"

パラメータの保存

設定されている変数の保存先となるファイル名を指定します。

変数の設定:

DIR_PARAMETER="${HOME}/tmp/parameter-handson-cli-cloudwatch"
FILE_PARAMETER="${DIR_PARAMETER}/$(date +%Y-%m-%d)-cloudwatch-metric_list-read-expand-sqs-queue.env" \
  && echo ${FILE_PARAMETER}

結果(例):

${HOME}/tmp/parameter-handson-cli-cloudwatch/2020-01-06-cloudwatch-metric_list-read-expand-sqs-queue.env

各変数に正しいパラメータ値が格納されていることを確認しながら保存します。

変数の確認:

cat << EOF > ${FILE_PARAMETER}

  # 0.0.  AWS_DEFAULT_REGION:"ap-northeast-1"
          AWS_DEFAULT_REGION="${AWS_DEFAULT_REGION}"

  # 0.1.  CLOUDWATCH_NAMESPACE:"AWS/SQS"
          CLOUDWATCH_NAMESPACE="${CLOUDWATCH_NAMESPACE}"
  # 0.2.  CLOUDWATCH_DIMENSION_NAME:"QueueName"
          CLOUDWATCH_DIMENSION_NAME="${CLOUDWATCH_DIMENSION_NAME}"
  # 0.3.  SQS_QUEUE_NAME:"handson-cli-cloudwatch-queue"
          SQS_QUEUE_NAME="${SQS_QUEUE_NAME}"

EOF

cat ${FILE_PARAMETER}

下段の変数が入っていない、もしくは上段と同等の値が入っていない場合は、それぞれの手順番号に戻って変数の設定を行います。

タスクの実施

タスク標準時間

6分

1. 前処理

1.1. 状態確認に必要な情報の取得

ディメンション文字列の生成

変数の設定:

STRING_CLOUDWATCH_DIMENSIONS="Name=${CLOUDWATCH_DIMENSION_NAME},Value=${SQS_QUEUE_NAME}" \
  && echo ${STRING_CLOUDWATCH_DIMENSIONS}

結果(例):

Name=QueueName,Value=handson-cli-cloudwatch-queue

1.2. 処理対象の状態確認

主処理の実施は、以下の状態であることを前提とします。

前提と異なることが判明した場合、直ちに処理を中止します。

事前条件1: SQSキュー"handson-cli-cloudwatch-queue"が存在する。

「SQSキュー"handson-cli-cloudwatch-queue"が存在する。」ことを確認します。

コマンド:

aws sqs list-queues \
  --queue-name-prefix ${SQS_QUEUE_NAME} \
  --query "QueueUrls[?contains(@, \`${SQS_QUEUE_NAME}\`)]" \
  --output text

結果(例):

https://ap-northeast-1.queue.amazonaws.com/XXXXXXXXXXXX/handson-cli-cloudwatch-queue

事前条件2: SQSキューのCloudWatchメトリックが存在する。

「SQSキューのCloudWatchメトリックが存在する。」ことを確認します。

2. 主処理

CloudWatchメトリック一覧の確認

コマンド:

aws cloudwatch list-metrics \
  --namespace ${CLOUDWATCH_NAMESPACE} \
  --dimensions ${STRING_CLOUDWATCH_DIMENSIONS} \
  --query 'Metrics[].MetricName' \
  --output text \
| sed "s/\t/\n/g"

結果(例):

ApproximateNumberOfMessagesDelayed
NumberOfMessagesDeleted
NumberOfMessagesSent
NumberOfMessagesReceived
NumberOfEmptyReceives
ApproximateAgeOfOldestMessage
ApproximateNumberOfMessagesVisible
ApproximateNumberOfMessagesNotVisible

3. 後処理

完了条件の確認

主処理は、以下を満たしたときに成功したものとします。

完了条件1: SQSキューのCloudWatchメトリック一覧を確認できている。

「SQSキューのCloudWatchメトリック一覧を確認できている。」ことを確認します。

完了