1.4. S3バケット WebsiteHosting設定 (handson-cli-cognito-identity-contents-XXXXXXXXXXXX)

作業の目的 [why]

コンテンツ用のS3バケット"handson-cli-cognito-identity-contents-XXXXXXXXXXXX"にWebsiteホスティングの設定をし、静的Webサーバとして利用できるようにします。

完了条件/事前条件 [設計者用情報]

完了条件 [after]

主処理は、以下を満たしたときに成功したものとします。

完了条件1

S3バケット"handson-cli-cognito-identity-contents-XXXXXXXXXXXX"のWebサイトホスティングの設定が有効になっている。

事前条件 [before]

主処理の実施は、以下の状態であることを前提とします。

事前条件1

S3バケット"handson-cli-cognito-identity-contents-XXXXXXXXXXXX"Webサイトホスティングの設定が有効になっていない。

前提と異なることが判明した場合、直ちに処理を中止します。

作業対象 [what]

  • S3バケット

標準時間(合計)

8分

パラメータ設定

パラメータ設定の標準時間

2分

作業に必要なモノ・情報 [resource]

作業開始には、以下が全て揃っていることが必要です。

リソース1: S3バケット名

  • Webサイトホスティングの設定をするS3バケットの名称です。

  • 今回は"handson-cli-cognito-identity-contents-XXXXXXXXXXXX"とします。

リソース2: インデックスファイル名

  • Webサイトホスティングのインデックスファイル名です。

  • 今回は"index.html"とします。

リソース3: エラーページファイル名

  • Webサイトホスティングのエラーページファイル名です。

  • 今回は"error.html"とします。

パラメータの指定

作業に必要なパラメータを変数に格納をします。

0.1. バケット名の指定

変数の設定:

S3_BUCKET_PREFIX='handson-cli-cognito-identity-contents'

コマンド:

AWS_ID=$( \
  aws sts get-caller-identity \
    --query 'Account' \
    --output text \
) \
  && echo ${AWS_ID}

結果(例):

XXXXXXXXXXXX

変数の設定:

S3_BUCKET_NAME="${S3_BUCKET_PREFIX}-${AWS_ID}" \
  && echo ${S3_BUCKET_NAME}

結果(例):

handson-cli-cognito-identity-contents-XXXXXXXXXXXX

0.2. インデックスファイル

変数の設定:

S3_DOC_INDEX='index.html'

0.3. エラーページファイル

変数の設定:

S3_DOC_ERROR='error.html'

パラメータの保存

設定されている変数の保存先となるファイル名を指定します。

変数の設定:

DIR_PARAMETER="${HOME}/tmp/parameter-handson-cli-cognito-identity"
FILE_PARAMETER="${DIR_PARAMETER}/$(date +%Y-%m-%d)-s3-bucket_website-create.env" \
  && echo ${FILE_PARAMETER}

結果(例):

${HOME}/tmp/parameter-handson-cli-cognito-identity/2019-11-19-s3-bucket_website-create.env

各変数に正しいパラメータ値が格納されていることを確認しながら保存します。

変数の確認:

cat << EOF > ${FILE_PARAMETER}

  # 0.1. S3_BUCKET_NAME:"handson-cli-cognito-identity-contents-XXXXXXXXXXXX"
         S3_BUCKET_NAME="${S3_BUCKET_NAME}"
  # 0.2. S3_DOC_INDEX:"index.html"
         S3_DOC_INDEX="${S3_DOC_INDEX}"
  # 0.3. S3_DOC_ERROR:"error.html"
         S3_DOC_ERROR="${S3_DOC_ERROR}"

EOF

cat ${FILE_PARAMETER}

下段の変数が入っていない、もしくは上段と同等の値が入っていない場合は、それぞれの手順番号に戻って変数の設定を行います。

タスクの実施

タスク標準時間

6分

1. 前処理

処理対象の状態確認

主処理の実施は、以下の状態であることを前提とします。

前提と異なることが判明した場合、直ちに処理を中止します。

事前条件1: S3バケット"handson-cli-cognito-identity-contents-XXXXXXXXXXXX"Webサイトホスティングの設定が有効になっていない。

「S3バケット"handson-cli-cognito-identity-contents-XXXXXXXXXXXX"Webサイトホスティングの設定が有効になっていない。」ことを確認します。

コマンド:

! aws s3api get-bucket-website \
  --bucket ${S3_BUCKET_NAME}

結果(例):

A client error (NoSuchWebsiteConfiguration) occurred when calling the GetBucketWebsite operation: The specified bucket does not have a website configuration

2. 主処理

websiteホスティングの設定

変数の確認

cat << ETX

  # S3_BUCKET_NAME:"handson-cli-cognito-identity-contents-XXXXXXXXXXXX"
    S3_BUCKET_NAME="${S3_BUCKET_NAME}"
  # S3_DOC_INDEX:"index.html"
    S3_DOC_INDEX="${S3_DOC_INDEX}"
  # S3_DOC_ERROR:"error.html"
    S3_DOC_ERROR="${S3_DOC_ERROR}"

ETX

コマンド:

aws s3 website "s3://${S3_BUCKET_NAME}" \
  --index-document ${S3_DOC_INDEX} \
  --error-document ${S3_DOC_ERROR}

結果(例):

(出力なし)

3. 後処理

完了条件の確認

主処理は、以下を満たしたときに成功したものとします。

完了条件1: S3バケット"handson-cli-cognito-identity-contents-XXXXXXXXXXXX"のWebサイトホスティングの設定が有効になっている。

「S3バケット"handson-cli-cognito-identity-contents-XXXXXXXXXXXX"のWebサイトホスティングの設定が有効になっている。」ことを確認します。

コマンド:

aws s3api get-bucket-website \
  --bucket ${S3_BUCKET_NAME}

結果(例):

{
  "IndexDocument": {
    "Suffix": "index.html"
},
"ErrorDocument": {
    "Key": "error.html"
  }
}

完了