0.1. 一時ファイルの作成 (サブドメイン名: ${HOME}/environment/tmp-handson-cli-lightsail/sub_domain.tmp)¶
作業の目的 [why]¶
一時ファイル名"${HOME}/environment/tmp-handson-cli-lightsail/sub_domain.tmp"を作成します。
注釈
作業者によって作業対象のメールドメイン名が異なるため、本手順においてはドメイン名: "example.jp"を"<事前に用意した独自ドメイン>"に読み替えてください。
("コマンド"、"変数の設定"、"変数の確認"については読み替えの必要はありません。)
完了条件/事前条件 [設計者用情報]
完了条件 [after]
主処理は、以下を満たしたときに成功したものとします。
- 完了条件1
一時ファイルファイル名"${HOME}/environment/tmp-handson-cli-lightsail/sub_domain.tmp"が存在する。
事前条件 [before]
主処理の実施は、以下の状態であることを前提とします。
- 事前条件1
一時ファイル用ディレクトリ"${HOME}/environment/tmp-handson-cli-lightsail"が存在する。
- 事前条件2
一時ファイルファイル名"${HOME}/environment/tmp-handson-cli-lightsail/sub_domain.tmp"が存在しない。
作業対象 [what]¶
一時ファイル
標準時間(合計)¶
8分
パラメータ設定¶
- パラメータ設定の標準時間
2分
作業に必要なモノ・情報 [resource]¶
作業開始には、以下が全て揃っていることが必要です。
リソース1: ドメイン名
利用するドメイン名です。
今回は、事前に用意した独自ドメインを利用します。
リソース2: サブドメイン名
利用するサブドメイン名です。
今回は"handson-cli-lightsail"とします。
リソース3: 一時ファイル用ディレクトリ
今回は"${HOME}/environment/tmp-handson-cli-lightsail"を一時ファイル用ディレクトリとします。
ディレクトリが存在することを確認します。
コマンド:
ls -d ${HOME}/environment/tmp-handson-cli-lightsail
結果(例:存在する場合):
${HOME}/environment/tmp-handson-cli-lightsail
ディレクトリが存在しない場合は作成します。
コマンド:
mkdir -p ${HOME}/environment/tmp-handson-cli-lightsail
リソース4: 一時ファイルファイル名
作成する一時ファイルのファイル名です。
今回は"${HOME}/environment/tmp-handson-cli-lightsail/sub_domain.tmp"とします。
パラメータの指定¶
作業に必要なパラメータを変数に格納をします。
0.1. ドメイン名の指定¶
変数の設定(手動):
DOMAIN_NAME="<事前に用意した独自ドメイン>"
注釈
"<事前に用意した独自ドメイン>"の部分に、実際の独自ドメイン名の文字列(英数字とドット)で下記の例のように指定します。
変数の設定(例: 独自ドメインがexample.jpの場合):
DOMAIN_NAME="example.jp"
0.4. 一時ファイルファイル名の指定¶
変数の設定:
FILE_TMP="${DIR_TMP}/sub_domain.tmp" \ && echo ${FILE_TMP}
結果(例):
${HOME}/environment/tmp-handson-cli-lightsail/sub_domain.tmp
パラメータの保存¶
設定されている変数の保存先となるファイル名を指定します。
変数の設定:
DIR_PARAMETER="${HOME}/tmp/parameter-handson-cli-lightsail" FILE_PARAMETER="${DIR_PARAMETER}/$(date +%Y-%m-%d)-tmp_file-domain_sub-create.env" \ && echo ${FILE_PARAMETER}
結果(例):
${HOME}/tmp/parameter-handson-cli-lightsail/2020-02-10-tmp_file-domain_sub-create.env
各変数に正しいパラメータ値が格納されていることを確認しながら保存します。
変数の確認:
cat << EOF > ${FILE_PARAMETER} # 0.1. DOMAIN_NAME:"example.jp" DOMAIN_NAME="${DOMAIN_NAME}" # 0.2. DOMAIN_SUB_NAME:"handson-cli-lightsail" DOMAIN_SUB_NAME="${DOMAIN_SUB_NAME}" # 0.3. DIR_TMP:"${HOME}/environment/tmp-handson-cli-lightsail" DIR_TMP="${DIR_TMP}" # 0.4. FILE_TMP:"${HOME}/environment/tmp-handson-cli-lightsail/sub_domain.tmp" FILE_TMP="${FILE_TMP}" EOF cat ${FILE_PARAMETER}
下段の変数が入っていない、もしくは上段と同等の値が入っていない場合は、それぞれの手順番号に戻って変数の設定を行います。
タスクの実施¶
- タスク標準時間
6分
1. 前処理¶
処理対象の状態確認¶
主処理の実施は、以下の状態であることを前提とします。
前提と異なることが判明した場合、直ちに処理を中止します。
事前条件1: 一時ファイル用ディレクトリ"${HOME}/environment/tmp-handson-cli-lightsail"が存在する。
「一時ファイル用ディレクトリ"${HOME}/environment/tmp-handson-cli-lightsail"が存在する。」ことを確認します。
コマンド:
ls -d ${DIR_TMP}
結果(例):
${HOME}/environment/tmp-handson-cli-lightsail
事前条件2: 一時ファイルファイル名"${HOME}/environment/tmp-handson-cli-lightsail/sub_domain.tmp"が存在しない。
「一時ファイルファイル名"${HOME}/environment/tmp-handson-cli-lightsail/sub_domain.tmp"が存在しない。」ことを確認します。
コマンド:
! ls ${FILE_TMP}
結果(例):
ls: cannot access ${HOME}/environment/tmp-handson-cli-lightsail/sub_domain.tmp: No such file or directory
2. 主処理¶
一時ファイルの作成¶
変数の確認:
cat << ETX # DOMAIN_NAME:"example.jp" DOMAIN_NAME="${DOMAIN_NAME}" # DOMAIN_SUB_NAME:"handson-cli-lightsail" DOMAIN_SUB_NAME="${DOMAIN_SUB_NAME}" # FILE_TMP:"${HOME}/environment/tmp-handson-cli-lightsail/sub_domain.tmp" FILE_TMP="${FILE_TMP}" ETX
コマンド:
cat << EOF > ${FILE_TMP} DOMAIN_NAME='${DOMAIN_NAME}' DOMAIN_SUB_NAME='${DOMAIN_SUB_NAME}' DOMAIN_SUB_FULLNAME='${DOMAIN_SUB_NAME}.${DOMAIN_NAME}' EOF cat ${FILE_TMP}
結果(例):
DOMAIN_NAME='example.jp' DOMAIN_SUB_NAME=' handson-cli-lightsail' DOMAIN_SUB_FULLNAME='handson-cli-lightsail.example.jp'
3. 後処理¶
完了条件の確認¶
主処理は、以下を満たしたときに成功したものとします。
完了条件1: 一時ファイルファイル名"${HOME}/environment/tmp-handson-cli-lightsail/sub_domain.tmp"が存在する。
「一時ファイルファイル名"${HOME}/environment/tmp-handson-cli-lightsail/sub_domain.tmp"が存在する。」ことを確認します。
コマンド:
ls ${FILE_TMP}
結果(例):
${HOME}/environment/tmp-handson-cli-lightsail/sub_domain.tmp