事前作業1.2. ファイルの作成 (${HOME}/.config/yamllint/config)

手順の目的

ファイル"${HOME}/.config/yamllint/config"を作成します。

設定値の指定

設定値の指定

手順に必要な設定値を変数に格納をします。

1. ファイル保存用ディレクトリ

ファイル保存用ディレクトリを指定します。

変数の設定:

DIR_TARGET="${HOME}/.config/yamllint"

ディレクトリが存在することを確認し、存在しない場合は作成します。

コマンド:

ls -d ${DIR_TARGET} > /dev/null 2>&1 \
  || mkdir -p ${DIR_TARGET}

結果(例):

(出力なし)

2. ファイル名

ファイル名を指定します。

変数の設定:

FILENAME_TARGET='config'

変数の設定:

FILE_TARGET="${DIR_TARGET}/${FILENAME_TARGET}" \
  && echo ${FILE_TARGET}

結果(例):

${HOME}/.config/yamllint/config

設定値の確認

各変数に正しい設定値が格納されていることを確認しながら保存します。

変数の確認:

cat << END

  # 1. DIR_TARGET:"${HOME}/.config/yamllint"
       DIR_TARGET="${DIR_TARGET}"
  # 2. FILE_TARGET:"${HOME}/.config/yamllint/config"
       FILE_TARGET="${FILE_TARGET}"

END

各変数について、上の行と下の行の値の内容もしくは形式が同じであることを確認します。 もし異なる場合は、それぞれの手順番号に戻って変数の設定を行います。

処理の実行

ファイル名"${HOME}/.config/yamllint/config"が存在しない。ことを確認します。

コマンド:

! ls ${FILE_TARGET}

結果(例):

ls: cannot access ${HOME}/.config/yamllint/config: No such file or directory

警告

ファイルが存在する場合は、以下の手順は全てスキップしてください。

(実施すると、設定ファイルが不正常な状態になります。)

ファイルを作成します。

変数の確認:

cat << END

  # FILE_TARGET:"${HOME}/.config/yamllint/config"
    FILE_TARGET="${FILE_TARGET}"

END

コマンド:

cat << EOF > ${FILE_TARGET}
  rules:
    document-start:
      present: false
EOF

cat  ${FILE_TARGET}

結果(例):

rules:
  document-start:
    present: false

完了確認

本手順の主処理は、以下の完了条件を満たしたときに成功したものとします。

完了条件1: ファイル名"${HOME}/.config/yamllint/config"が存在する。

「ファイル名"${HOME}/.config/yamllint/config"が存在する。」ことを確認します。

コマンド:

ls ${FILE_TARGET}

結果(例):

${HOME}/.config/yamllint/config

手順の完了