1.10. S3バケットのオブジェクト全削除 (scenario-awscli-input-<AWSアカウントID>)¶

手順の目的¶

S3バケット"scenario-awscli-input-<AWSアカウントID>"の全てのオブジェクトを削除します。

設定値の指定¶

手順に必要な設定値を変数に格納をします。

1. S3バケット名¶

S3バケット名を指定します。

変数の設定:

S3_BUCKET_PREFIX='scenario-awscli-input'

コマンド:

aws_account_id=$( \
  aws sts get-caller-identity \
    --query 'Account' \
    --output text \
) \
  && echo ${aws_account_id}

結果(例):

<AWSアカウントID>

変数の設定:

S3_BUCKET_NAME="${S3_BUCKET_PREFIX}-${aws_account_id}" \
  && echo ${S3_BUCKET_NAME}

結果(例):

scenario-awscli-input-<AWSアカウントID>

設定値の確認¶

各変数に正しい設定値が格納されていることを確認します。

変数の確認:

cat << END

  # 1. S3_BUCKET_NAME:"scenario-awscli-input-<AWSアカウントID>"
       S3_BUCKET_NAME="${S3_BUCKET_NAME}"

END

各変数について、上の行と下の行の値の内容もしくは形式が同じであることを確認します。もし異なる場合は、それぞれの手順番号に戻って変数の設定を行います。

処理の実行¶

S3バケットの全オブジェクトを削除します。

変数の確認:

cat << END

  # S3_BUCKET_NAME:"scenario-awscli-input-<AWSアカウントID>"
    S3_BUCKET_NAME="${S3_BUCKET_NAME}"

END

コマンド:

aws s3 rm s3://${S3_BUCKET_NAME} \
  --recursive

結果(例):

delete: s3://scenario-awscli-input-<AWSアカウントID>/test-alfa.jpg
delete: s3://scenario-awscli-input-<AWSアカウントID>/test-bucket_key.jpg
delete: s3://scenario-awscli-input-<AWSアカウントID>/test-expires.jpg
delete: s3://scenario-awscli-input-<AWSアカウントID>/test-metadata-map.jpg
delete: s3://scenario-awscli-input-<AWSアカウントID>/test-sse_customer_key.jpg
delete: s3://scenario-awscli-input-<AWSアカウントID>/test-metadata-shorthand.jpg

完了確認¶

本手順の主処理は、以下の完了条件を満たしたときに成功したものとします。

完了条件1: S3バケット"scenario-awscli-input-<AWSアカウントID>"にオブジェクトが存在しない。

「S3バケット"scenario-awscli-input-<AWSアカウントID>"にオブジェクトが存在しない。」ことを確認します。

コマンド:

aws s3api list-objects-v2 \
  --bucket ${S3_BUCKET_NAME}

結果(例):

(出力なし)

手順の完了¶

(参考) マネジメントコンソールの確認¶

S3ダッシュボード( https://console.aws.amazon.com/s3/home )にアクセスします。

左ペインの"バケット"をクリックします。

バケット一覧(画面)

検索欄にバケット名"scenario-awscli-input-<AWSアカウントID>"を入力します。
バケット名"scenario-awscli-input-<AWSアカウントID>"(リンク)をクリックします。

バケット詳細画面

"オブジェクト"タブを表示します。

オブジェクト(タブ)

オブジェクトが1つも表示されていないことを確認します。