ハンズオン(簡易版): Cloud9 (AWS CLI環境)入門 CloudFormation版

1.2. 仮想MFAデバイスの有効化 (CloudShell: handson-cloud9-user)

手順の目的

IAMユーザー"handson-cloud9-user"のMFAを有効にします。

設定値の指定

設定値の指定

手順に必要な設定値を変数に格納をします。

1. IAMユーザー名

IAMユーザー名を指定します。

変数の設定:

IAM_USER_NAME='handson-cloud9-user'

2. 仮想MFAデバイス名

仮想MFAデバイス名を指定します。

変数の設定:

MFA_DEVICE_NAME='handson-cloud9-user-mfa'

3. MFAブートストラップ出力ファイル名

MFAブートストラップ出力ファイル用ディレクトリを指定します。

変数の設定:

DIR_MFA_OUTFILE="${HOME}/tmp-handson-cloud9"

MFAブートストラップ出力ファイル名を指定します。

変数の設定:

FILE_MFA_OUTFILE="${DIR_MFA_OUTFILE}/${MFA_DEVICE_NAME}.png" \
  && echo ${FILE_MFA_OUTFILE}

結果(例):

${HOME}/tmp-handson-cloud9/handson-cloud9-user-mfa.png

設定値の確認

各変数に正しい設定値が格納されていることを確認します。

変数の確認:

cat << END

  # 1. IAM_USER_NAME:"handson-cloud9-user"
       IAM_USER_NAME="${IAM_USER_NAME}"
  # 2. MFA_DEVICE_NAME:"handson-cloud9-user-mfa"
       MFA_DEVICE_NAME="${MFA_DEVICE_NAME}"
  # 3. FILE_MFA_OUTFILE:"${HOME}/tmp-handson-cloud9/handson-cloud9-user-mfa.png"
       FILE_MFA_OUTFILE="${FILE_MFA_OUTFILE}"

END

下段の変数が入っていない、もしくは上段と同等の値が入っていない場合は、それぞれの手順番号に戻って変数の設定を行います。

処理の実行

AWS IDを取得します。

コマンド:

aws_id=$( \
  aws sts get-caller-identity \
    --query 'Account' \
    --output text \
) \
  && echo ${aws_id}

結果(例):

XXXXXXXXXXXX

仮想MFAデバイスのシリアル番号を取得します。

コマンド:

MFA_DEVICE_SERIAL=$( \
  aws iam list-virtual-mfa-devices \
    --query "VirtualMFADevices[?SerialNumber == \`arn:aws:iam::${aws_id}:mfa/${MFA_DEVICE_NAME}\`].SerialNumber" \
    --output text \
) \
  && echo ${MFA_DEVICE_SERIAL}

結果(例)

arn:aws:iam::XXXXXXXXXXXX:mfa/handson-cloud9-user-mfa

QRコードをCloudShell環境からダウンロードします。

  • CloudShellの"Actions"メニューをクリックします。

    • "Files"メニューの"Download file"をクリックします。

  • "Download file"ダイアログが表示されます。

    • "Individual file path"欄に"${HOME}/tmp-handson-cloud9/handson-cloud9-user-mfa.png"を入力します。

    • "Download"ボタンをクリックします

ダウンロードしたQRコードを画像ビューワーソフトなどで表示し、MFAソフトウェアに登録します。

注釈

QRコード登録方法については、MFAソフトウェアのマニュアルをご確認ください。

MFAソフトウェアから認証コードの取得

MFAソフトウェアに表示された6桁の数字2回分を変数に格納します。

注釈

1回目と2回目の数字は、必ずMFAソフトウェア上で連続して表示されたものである必要があります。

MFAソフトウェアに表示された認証コード(1回目)を変数に格納します。

変数の設定:

MFA_AUTH_CODE1='<連続した認証コードの1回目>'

MFAソフトウェアに表示された認証コード(2回目)を変数に格納します。(1回目の直後に表示された認証コードである必要があります。)

変数の設定:

MFA_AUTH_CODE2='<連続した認証コードの2回目>'

仮想MFAデバイスの有効化

仮想MFAデバイスの有効化します。

変数の確認:

cat << END

  # IAM_USER_NAME:"handson-cloud9-user"
    IAM_USER_NAME="${IAM_USER_NAME}"
  # MFA_DEVICE_SERIAL:"arn:aws:iam::XXXXXXXXXXXX:mfa/handson-cloud9-user-mfa"
    MFA_DEVICE_SERIAL="${MFA_DEVICE_SERIAL}"
  # MFA_AUTH_CODE1:"<連続した認証コードの1回目>"
    MFA_AUTH_CODE1="${MFA_AUTH_CODE1}"
  # MFA_AUTH_CODE2:"<連続した認証コードの2回目>"
    MFA_AUTH_CODE2="${MFA_AUTH_CODE2}"

END

コマンド:

aws iam enable-mfa-device \
  --user-name ${IAM_USER_NAME} \
  --serial-number ${MFA_DEVICE_SERIAL} \
  --authentication-code1 ${MFA_AUTH_CODE1} \
  --authentication-code2 ${MFA_AUTH_CODE2}

結果(例):

(出力なし)

完了確認

「IAMユーザー"handson-cloud9-user"のMFAが有効になっている。」ことを確認します。

コマンド:

aws iam list-virtual-mfa-devices \
  --query "VirtualMFADevices[?User.UserName == \`${IAM_USER_NAME}\`].User.UserName" \
  --output text

結果(例):

handson-cloud9-user

QRコードのファイルを削除します。

コマンド:

rm ${HOME}/tmp-handson-cloud9/handson-cloud9-user-mfa.png

結果(例):

(出力なし)

手順の完了

(参考) マネジメントコンソールの確認

ユーザー一覧(画面)

  • 検索欄にユーザー名"handson-cloud9-user"を入力します。

  • ユーザー名"handson-cloud9-user"(リンク)をクリックします。

ユーザー概要(画面)

  • "認証情報"(タブ)をクリックします。

ユーザー概要/認証情報(タブ)

  • "MFA デバイスの割り当て"に"arn:aws:iam::XXXXXXXXXXXX:mfa/handson-cloud9-user-mfa(仮想)"が表示されていることを確認します。