ハンズオン(簡易版): CloudWatch基礎 カスタムメトリクス

事前作業1.2. 一時ファイルの作成 (メールアドレス: ${HOME}/environment/tmp-handson-cli-cloudwatch/mail_address.tmp)

目的

メールアドレス登録用の一時ファイル"${HOME}/environment/tmp-handson-cli-cloudwatch/mail_address.tmp"を作成します。

注釈

作業者によって作業対象のメールアドレスが異なるため、本手順においてはメールアドレス: "<通知先メールアドレス>"を"<事前に用意した転送先メールアドレス>"に読み替えてください。

パラメータの指定

作業に必要なパラメータを変数に格納をします。

1. メールアドレスの指定

メールアドレスを指定します。

変数の設定(手動):

MAIL_ADDRESS="<事前に用意したメールアドレス>"

注釈

"<事前に用意したメールアドレス>"の部分に、実際のメールアドレス名の文字列(英数字と@)で下記の例のように指定します。

変数の設定(例: メールアドレスが<通知先メールアドレス>の場合):

MAIL_ADDRESS="<通知先メールアドレス>"

2. 一時ファイル用ディレクトリの指定

一時ファイル用ディレクトリを指定します。

変数の設定:

DIR_TMP="${HOME}/environment/tmp-handson-cli-cloudwatch"

ディレクトリが存在することを確認します。

コマンド:

ls -d ${HOME}/environment/tmp-handson-cli-cloudwatch

結果(例:存在する場合):

${HOME}/environment/tmp-handson-cli-cloudwatch

ディレクトリが存在しない場合は作成します。

コマンド:

mkdir -p ${HOME}/environment/tmp-handson-cli-cloudwatch

3. 一時ファイルファイル名の指定

一時ファイルファイル名を指定します。

変数の設定:

FILE_TMP="${DIR_TMP}/mail_address.tmp" \
  && echo ${FILE_TMP}

結果(例):

${HOME}/environment/tmp-handson-cli-cloudwatch/mail_address.tmp

各変数に正しいパラメータ値が格納されていることを確認します。

変数の確認:

cat << END

  # 1. MAIL_ADDRESS:"<通知先メールアドレス>"
       MAIL_ADDRESS="${MAIL_ADDRESS}"
  # 2. DIR_TMP:"${HOME}/environment/tmp-handson-cli-cloudwatch"
       DIR_TMP="${DIR_TMP}"
  # 3. FILE_TMP:"${HOME}/environment/tmp-handson-cli-cloudwatch/mail_address.tmp"
       FILE_TMP="${FILE_TMP}"

END

手順

一時ファイルを作成します。

変数の確認:

cat << END

  # MAIL_ADDRESS:"<通知先メールアドレス>"
    MAIL_ADDRESS="${MAIL_ADDRESS}"
  # FILE_TMP:"${HOME}/environment/tmp-handson-cli-cloudwatch/mail_address.tmp"
    FILE_TMP="${FILE_TMP}"

END

コマンド:

cat << EOF > ${FILE_TMP}
MAIL_ADDRESS='${MAIL_ADDRESS}'
EOF

cat ${FILE_TMP}

結果(例):

MAIL_ADDRESS='<通知先メールアドレス>'

完了確認

一時ファイルファイル名"${HOME}/environment/tmp-handson-cli-cloudwatch/mail_address.tmp"が存在することを確認します。

コマンド:

ls ${FILE_TMP}

結果(例):

${HOME}/environment/tmp-handson-cli-cloudwatch/mail_address.tmp