ハンズオン(簡易版): Lambda基礎 Boto3 (Python SDK)

2.2.12. セキュリティグループのIngressルール確認 (handson-cli-lambda-sg)

手順の目的 [why]

VPC"handson-cli-lambda-vpc"のセキュリティグループ"handson-cli-lambda-sg"のIngressルールを確認します。

設定値の指定

設定値の指定

手順に必要な設定値を変数に格納をします。

0. リージョンの指定

リージョンを指定します。

環境変数の設定:

export AWS_DEFAULT_REGION='ap-northeast-1'

1. VPCのタグ名

VPCのタグ名を指定します。

変数の設定:

EC2_VPC_TAG_NAME='handson-cli-lambda-vpc'

2. セキュリティグループ名

セキュリティグループ名を指定します。

変数の設定:

EC2_SECURITY_GROUP_NAME='handson-cli-lambda-sg'

設定値の確認

各変数に正しい設定値が格納されていることを確認しながら保存します。

変数の確認:

cat << END

  # 0. AWS_DEFAULT_REGION:"ap-northeast-1"
       AWS_DEFAULT_REGION="${AWS_DEFAULT_REGION}"

  # 1. EC2_VPC_TAG_NAME:"handson-cli-lambda-vpc"
       EC2_VPC_TAG_NAME="${EC2_VPC_TAG_NAME}"
  # 2. EC2_SECURITY_GROUP_NAME:"handson-cli-lambda-sg"
       EC2_SECURITY_GROUP_NAME="${EC2_SECURITY_GROUP_NAME}"

END

下段の変数が入っていない、もしくは上段と同等の値が入っていない場合は、それぞれの手順番号に戻って変数の設定を行います。

処理の実行

VPC IDを取得します。

コマンド:

EC2_VPC_ID=$( \
  aws ec2 describe-vpcs \
    --filters Name=tag:Name,Values=${EC2_VPC_TAG_NAME}  \
    --query 'Vpcs[].VpcId' \
    --output text \
) \
  && echo ${EC2_VPC_ID}

結果(例):

vpc-xxxxxxxxxxxxxxxxx

セキュリティグループIDを取得します。

コマンド:

EC2_SECURITY_GROUP_ID=$( \
  aws ec2 describe-security-groups \
    --filter Name=vpc-id,Values=${EC2_VPC_ID} \
      Name=group-name,Values=${EC2_SECURITY_GROUP_NAME} \
    --query "SecurityGroups[].GroupId" \
    --output text \
) \
  && echo ${EC2_SECURITY_GROUP_ID}

結果(例):

sg-xxxxxxxxxxxxxxxxx

完了確認

Ingressルールを確認します。

コマンド:

aws ec2 describe-security-groups \
  --filter Name=group-id,Values=${EC2_SECURITY_GROUP_ID} \
  --query 'SecurityGroups[].IpPermissions[]'

結果(例):

[]

完了確認

「VPC"handson-cli-lambda-vpc"にセキュリティグループ"handson-cli-lambda-sg"のIngressルールを確認できている。」ことを確認します。

注釈

主処理で取得できていればOKです

手順の完了