ハンズオン(簡易版): Organizations基礎(アカウント作成)

クリーンアップ1.3. マネジメントコンソールの操作 (ルートアカウントのMFA設定)

手順の目的

AWSマネジメントコンソールでルートユーザーのMFAを有効にします。

手順の完了条件と事前条件

完了条件 [after]

本手順の主処理は、以下の完了条件を満たしたときに成功したものとします。

完了条件1

ルートユーザーのMFAが有効になっている。

事前条件 [before]

本手順の主処理は、以下の事前条件を満たしているときに実施します。

事前条件1

ルートユーザーのMFAが有効になっていない。

事前条件2

MFAソフトウェアが起動している。

手順の対象 [what]

  • マネジメントコンソール

手順の標準時間

8分

設定値の指定

標準時間:

2分

手順の実施に必要なモノ・情報 [resource]

手順開始には、以下が全て揃っていることが必要です。

リソース1: 仮想MFAデバイス

  • MFA認証に利用する仮想MFAデバイスです。

  • 仮想MFAデバイスには以下のようなものがあります。

    • Google Authenticator

    • Microsoft Authenticator

    • IIJ SmartKey

処理の実行

標準時間:

6分

1. 前処理

1.1. 状態確認に必要な操作

アカウントメニュー

  • 右上のアカウント名をクリックします。

    • アカウントメニューが表示されます。

  • "セキュリティ認証情報"をクリックします。

    • "セキュリティ認証情報"(画面)が表示されます。

1.2. 処理対象の状態確認

本手順の主処理は、以下の事前条件を満たしているときに実施します。

事前条件を満たしていないことが判明した場合、直ちに手順を中止します。

事前条件1: ルートユーザーのMFAが有効になっていない。

「ルートユーザーのMFAが有効になっていない。」ことを確認します。

  • "セキュリティ認証情報"(画面)の"多要素認証(MFA)"(タブ)をクリックします。

  • "MFAの有効化"(ボタン)が表示されていることを確認します。

事前条件2: MFAソフトウェアが起動している。

「MFAソフトウェアが起動している。」ことを確認します。

2. 主処理

セキュリティ認証情報 (画面)

  • "多要素認証(MFA)"(タブ)をクリックします。

  • "MFAの有効化"(ボタン)をクリックします。

    • "MFAデバイスの管理"(ポップアップ)が表示されます。

MFAデバイスの管理.(ポップアップ)

  • "仮想MFAデバイス"(ラジオボタン)を選択します。

  • "続行"(ボタン)をクリックします。

    • "仮想MFAデバイスの設定"(ポップアップ)が表示されます。

仮想MFAデバイスの設定 (ポップアップ)

  • "QRコードの表示"(リンク)をクリックします。

    • QRコードが表示されます。

    注釈

    QRコードを画像で保存しておくことで、MFAソフトウェアが利用できなくなった場合でも復旧させることが可能です。 ただし保存した画像は安全なところで厳重に保管してください。

仮想MFAデバイスアプリ

  • QRコードを仮想MFAデバイルアプリで読み取り、登録します。

    注釈

    詳細は各アプリのマニュアルを参照してください。

仮想MFAデバイスの設定 (ポップアップ)

  • 仮想MFAデバイスアプリに表示される連続する2つのMFAコード(6桁)を、以下の欄に入力します。

    • MFAコード1

    • MFAコード2

  • "MFAの割り当て"(ボタン)をクリックします。

    • "仮想MFAが正常に割り当てられました"というメッセージが表示されます。

  • "閉じる"(ボタン)をクリックします。

3. 後処理

完了条件の確認

本手順の主処理は、以下の完了条件を満たしたときに成功したものとします。

完了条件1: ルートユーザーのMFAが有効になっている。

「ルートユーザーのMFAが有効になっている。」ことを確認します。

  • "セキュリティ認証情報"(画面)の"多要素認証(MFA)"(タブ)をクリックします。

  • "デバイスタイプ"が"仮想"のMFAデバイスが表示されていることを確認します。

手順の完了