ハンズオン(簡易版): Organizations基礎(アカウント作成)

事前作業. メールアドレス情報用 一時ファイルの作成 (${HOME}/tmp-handson-cli-organizations/mail_address.tmp)

手順の目的

メールアドレス情報用の一時ファイル"${HOME}/tmp-handson-cli-organizations/mail_address.tmp"を作成します。

注釈

作業者によって作業対象のメールアドレスが異なるため、本手順においてはメールアドレス: "<事前に用意したメールアドレス>"を"<事前に用意した転送先メールアドレス>"に読み替えてください。

("コマンド"、"変数の設定"、"変数の確認"については読み替えの必要はありません。)

設定値の指定

設定値の指定

手順に必要な設定値を変数に格納をします。

1. 一時ファイルファイル名

一時ファイル用ディレクトリを指定します。

変数の設定:

DIR_TMP="${HOME}/tmp-handson-cli-organizations"

ディレクトリが存在することを確認し、存在しない場合は作成します。

コマンド:

ls -d ${DIR_TMP} > /dev/null 2>&1 \
  || mkdir -p ${DIR_TMP}

一時ファイルファイル名を指定します。

変数の設定:

FILE_TMP="${DIR_TMP}/mail_address.tmp" \
  && echo ${FILE_TMP}

結果(例):

${HOME}/tmp-handson-cli-organizations/mail_address.tmp

2. メールアドレス

メールアドレスを指定します。

変数の設定(手動):

MAIL_ADDRESS="<事前に用意したメールアドレス>"

注釈

"<事前に用意したメールアドレス>"の部分に、実際のメールアドレス名の文字列(英数字と@)で下記の例のように指定します。

変数の設定(例: メールアドレスが<サンプルメールアドレス>の場合):

MAIL_ADDRESS="<サンプルメールアドレス>"

設定値の確認

各変数に正しい設定値が格納されていることを確認します。

変数の確認:

cat << END

  # 1. FILE_TMP:"${HOME}/tmp-handson-cli-organizations/mail_address.tmp"
       FILE_TMP="${FILE_TMP}"
  # 2. MAIL_ADDRESS:"<事前に用意したメールアドレス>"
       MAIL_ADDRESS="${MAIL_ADDRESS}"

END

各変数について、上の行と下の行の値の内容もしくは形式が同じであることを確認します。 もし異なる場合は、それぞれの手順番号に戻って変数の設定を行います。

処理の実行

一時ファイルを作成します。

変数の確認:

cat << END

  # MAIL_ADDRESS:"<事前に用意したメールアドレス>"
    MAIL_ADDRESS="${MAIL_ADDRESS}"
  # FILE_TMP:"${HOME}/tmp-handson-cli-organizations/mail_address.tmp"
    FILE_TMP="${FILE_TMP}"

END

コマンド:

cat << EOF > ${FILE_TMP}
MAIL_ADDRESS='${MAIL_ADDRESS}'
EOF

cat ${FILE_TMP}

結果(例):

MAIL_ADDRESS='<事前に用意したメールアドレス>'

完了確認

「一時ファイルファイル名"${HOME}/tmp-handson-cli-organizations/mail_address.tmp"が存在する。」ことを確認します。

コマンド:

ls ${FILE_TMP}

結果(例):

${HOME}/tmp-handson-cli-organizations/mail_address.tmp

手順の完了