ハンズオン(簡易版): Route53入門

事前作業2. 一時ファイルの作成 (ドメイン名: ${HOME}/environment/tmp-handson-cli-route53-novice/handson-cli-route53-novice)

手順の目的

一時ファイル名"${HOME}/environment/tmp-handson-cli-route53-novice/handson-cli-route53-novice"を作成します。

注釈

作業者によって作業対象のメールドメイン名が異なるため、本手順においてはドメイン名: "<事前に用意した独自ドメイン>"を"<事前に用意した独自ドメイン>"に読み替えてください。

("コマンド"、"変数の設定"、"変数の確認"については読み替えの必要はありません。)

設定値の指定

設定値の指定

手順に必要な設定値を変数に格納をします。

1. ドメイン名

ドメイン名を指定します。

変数の設定(手動):

DOMAIN_NAME="<事前に用意した独自ドメイン>"

2. 一時ファイル用ディレクトリ

一時ファイル用ディレクトリを指定します。

変数の設定:

DIR_TMP_DOMAIN="${HOME}/environment/tmp-handson-cli-route53-novice"

ドメイン一時ファイル用ディレクトリ

ディレクトリが存在することを確認し、存在しない場合は作成します。

コマンド:

ls -d ${DIR_TMP_DOMAIN} > /dev/null 2>&1 \
  || mkdir -p ${DIR_TMP_DOMAIN}

3. 一時ファイルファイル名

一時ファイルファイル名を指定します。

変数の設定:

FILE_TMP_DOMAIN="${DIR_TMP_DOMAIN}/handson-cli-route53-novice" \
  && echo ${FILE_TMP_DOMAIN}

結果(例):

${HOME}/environment/tmp-handson-cli-route53-novice/handson-cli-route53-novice

設定値の確認

各変数に正しい設定値が格納されていることを確認します。

変数の確認:

cat << END

  # 1. DOMAIN_NAME:"<事前に用意した独自ドメイン>"
       DOMAIN_NAME="${DOMAIN_NAME}"
  # 2. DIR_TMP_DOMAIN:"${HOME}/environment/tmp-handson-cli-route53-novice"
       DIR_TMP_DOMAIN="${DIR_TMP_DOMAIN}"
  # 3. FILE_TMP_DOMAIN:"${HOME}/environment/tmp-handson-cli-route53-novice/handson-cli-route53-novice"
       FILE_TMP_DOMAIN="${FILE_TMP_DOMAIN}"

END

下段の変数が入っていない、もしくは上段と同等の値が入っていない場合は、それぞれの手順番号に戻って変数の設定を行います。

処理の実行

一時ファイルを作成します。

変数の確認:

cat << END

  # DOMAIN_NAME:"<事前に用意した独自ドメイン>"
    DOMAIN_NAME="${DOMAIN_NAME}"
  # FILE_TMP_DOMAIN:"${HOME}/environment/tmp-handson-cli-route53-novice/handson-cli-route53-novice"
    FILE_TMP_DOMAIN="${FILE_TMP_DOMAIN}"

END

コマンド:

cat << EOF > ${FILE_TMP_DOMAIN}
DOMAIN_NAME='${DOMAIN_NAME}'
EOF

cat ${FILE_TMP_DOMAIN}

結果(例):

DOMAIN_NAME='<事前に用意した独自ドメイン>'

完了確認

「一時ファイルファイル名"${HOME}/environment/tmp-handson-cli-route53-novice/handson-cli-route53-novice"が存在する。」ことを確認します。

コマンド:

ls ${FILE_TMP_DOMAIN}

結果(例):

${HOME}/environment/tmp-handson-cli-route53-novice/handson-cli-route53-novice

手順の完了