ハンズオン(簡易版): SNS入門

3. SNSトピックへのメッセージの配信 (e-mail: handson-cli-sns-1st-topic)

手順の目的

SNSトピック"handson-cli-sns-1st-topic"にeメールメッセージを配信します。

設定値の指定

設定値の指定

手順に必要な設定値を変数に格納をします。

0. リージョンの指定

リージョンを指定します。

環境変数の設定:

export AWS_DEFAULT_REGION='ap-northeast-1'
1. SNSトピック名

SNSトピック名を指定します。

変数の設定:

SNS_TOPIC_NAME='handson-cli-sns-1st-topic'
2. メッセージの本文

メッセージの本文を指定します。

変数の設定:

SNS_MESSAGE_BODY='Hello World!'
3. メッセージの題名

eメールメッセージの題名を指定します。

変数の設定:

SNS_MESSAGE_SUBJECT='Message handson-cli-sns-1st'
4. 通知先エンドポイント

一時ファイルを指定します。

変数の設定:

DIR_TMP="${HOME}/environment/tmp-handson-cli-sns-1st"

変数の設定:

FILE_TMP="${DIR_TMP}/mail_address.tmp" \
  && echo ${FILE_TMP}

結果(例):

${HOME}/environment/tmp-handson-cli-sns-1st/mail_address.tmp

一時ファイルをsourceコマンドで読み込みます。

コマンド:

source ${FILE_TMP}

通知先エンドポイントを指定します。

変数の設定:

SNS_SUBSCRIPTION_ENDPOINT="${MAIL_ADDRESS}" \
  && echo ${SNS_SUBSCRIPTION_ENDPOINT}

結果(例):

<送信先のメールアドレス>

設定値の確認

各変数に正しい設定値が格納されていることを確認します。

変数の確認:

cat << END

  # 0. AWS_DEFAULT_REGION:"ap-northeast-1"
       AWS_DEFAULT_REGION="${AWS_DEFAULT_REGION}"

  # 1. SNS_TOPIC_NAME:"handson-cli-sns-1st-topic"
       SNS_TOPIC_NAME="${SNS_TOPIC_NAME}"
  # 2. SNS_MESSAGE_BODY:"Hello World!"
       SNS_MESSAGE_BODY="${SNS_MESSAGE_BODY}"
  # 3. SNS_MESSAGE_SUBJECT:"Message handson-cli-sns-1st"
       SNS_MESSAGE_SUBJECT="${SNS_MESSAGE_SUBJECT}"
  # 4. SNS_SUBSCRIPTION_ENDPOINT:"<送信先のメールアドレス>"
       SNS_SUBSCRIPTION_ENDPOINT="${SNS_SUBSCRIPTION_ENDPOINT}"

END

下段の変数が入っていない、もしくは上段と同等の値が入っていない場合は、それぞれの手順番号に戻って変数の設定を行います。

処理の実行

SNSトピックのARNを取得します。

変数の設定:

SNS_TOPIC_ARN=$( \
  aws sns list-topics \
    --query "Topics[?contains(TopicArn, \`${SNS_TOPIC_NAME}\`)].TopicArn" \
    --output text \
) \
  && echo ${SNS_TOPIC_ARN}

結果(例):

arn:aws:sns:ap-northeast-1:XXXXXXXXXXXX:handson-cli-sns-1st-topic

SNSトピックにeメールメッセージを送信します。

変数の確認:

cat << END

  # SNS_TOPIC_ARN:"arn:aws:sns:ap-northeast-1:XXXXXXXXXXXX:handson-cli-sns-1st-topic"
    SNS_TOPIC_ARN="${SNS_TOPIC_ARN}"
  # SNS_MESSAGE_BODY:"Hello World!"
    SNS_MESSAGE_BODY:"${SNS_MESSAGE_BODY}"
  # SNS_MESSAGE_SUBJECT:"Message handson-cli-sns-1st"
    SNS_MESSAGE_SUBJECT:"${SNS_MESSAGE_SUBJECT}"

END

コマンド:

aws sns publish \
  --topic-arn ${SNS_TOPIC_ARN} \
  --message "${SNS_MESSAGE_BODY}" \
  --subject "${SNS_MESSAGE_SUBJECT}"

結果(例):

{
  "MessageId": "xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx"
}

完了確認

「SNSトピック"handson-cli-sns-1st-topic"の購読者にメッセージが通知される。」ことを確認します。

注釈

<送信先のメールアドレス> にメッセージが通知されることを確認します。

手順の完了

(参考) マネジメントコンソールの確認

マネジメントコンソールでは、標準では配信そのものを確認する方法はありません。