ハンズオン(簡易版): SNS入門

事前作業. 一時ファイルの作成 (メールアドレス: ${HOME}/environment/tmp-handson-cli-sns-1st/mail_address.tmp)

手順の目的

メールアドレス登録用の一時ファイル"${HOME}/environment/tmp-handson-cli-sns-1st/mail_address.tmp"を作成します。

注釈

作業者によって作業対象のメールアドレスが異なるため、本手順においてはメールアドレス: "<メールアドレス>"を"<事前に用意した転送先メールアドレス>"に読み替えてください。

("コマンド"、"変数の設定"、"変数の確認"については読み替えの必要はありません。)

設定値の指定

設定値の指定

手順に必要な設定値を変数に格納をします。

1. メールアドレスの指定

メールアドレスを指定します。

変数の設定(手動):

MAIL_ADDRESS="<事前に用意したメールアドレス>"

注釈

"<事前に用意したメールアドレス>"の部分に、実際のメールアドレス名の文字列(英数字と@)で下記の例のように指定します。

変数の設定(例: メールアドレスがtaro@example.jpの場合):

MAIL_ADDRESS="taro@example.jp"

2. 一時ファイル用ディレクトリの指定

一時ファイル用ディレクトリを指定します。

変数の設定:

DIR_TMP="${HOME}/environment/tmp-handson-cli-sns-1st"

ディレクトリが存在することを確認し、存在しない場合は作成します。

コマンド:

ls -d ${DIR_TMP} > /dev/null 2>&1 \
  || mkdir -p ${DIR_TMP}

3. 一時ファイルファイル名の指定

一時ファイルファイル名を指定します。

変数の設定:

FILE_TMP="${DIR_TMP}/mail_address.tmp" \
  && echo ${FILE_TMP}

結果(例):

${HOME}/environment/tmp-handson-cli-sns-1st/mail_address.tmp

設定値の確認

各変数に正しい設定値が格納されていることを確認しながら保存します。

変数の確認:

cat << END

  # 1. MAIL_ADDRESS:"<メールアドレス>"
       MAIL_ADDRESS="${MAIL_ADDRESS}"
  # 2. DIR_TMP:"${HOME}/environment/tmp-handson-cli-sns-1st"
       DIR_TMP="${DIR_TMP}"
  # 3. FILE_TMP:"${HOME}/environment/tmp-handson-cli-sns-1st/mail_address.tmp"
       FILE_TMP="${FILE_TMP}"

END

下段の変数が入っていない、もしくは上段と同等の値が入っていない場合は、それぞれの手順番号に戻って変数の設定を行います。

処理の実行

一時ファイルを作成します。

変数の確認:

cat << END

  # MAIL_ADDRESS:"<メールアドレス>"
    MAIL_ADDRESS="${MAIL_ADDRESS}"
  # FILE_TMP:"${HOME}/environment/tmp-handson-cli-sns-1st/mail_address.tmp"
    FILE_TMP="${FILE_TMP}"

END

コマンド:

cat << EOF > ${FILE_TMP}
MAIL_ADDRESS='${MAIL_ADDRESS}'
EOF

cat ${FILE_TMP}

結果(例):

MAIL_ADDRESS='<メールアドレス>'

完了確認

「一時ファイルファイル名"${HOME}/environment/tmp-handson-cli-sns-1st/mail_address.tmp"が存在する。」ことを確認します。

コマンド:

ls ${FILE_TMP}

結果(例):

${HOME}/environment/tmp-handson-cli-sns-1st/mail_address.tmp

手順の完了