ハンズオン(簡易版): SQS入門

2.1. SQSキューへのメッセージ送信 (handson-cli-sqs-1st-queue)

手順の目的

SQSキュー"handson-cli-sqs-1st-queue"にメッセージを送信します。

設定値の指定

設定値の指定

手順に必要な設定値を変数に格納をします。

0. リージョンの指定

リージョンを指定します。

環境変数の設定:

export AWS_DEFAULT_REGION='ap-northeast-1'

1. SQSキュー名

SQSキュー名を指定します。

変数の設定:

SQS_QUEUE_NAME="handson-cli-sqs-1st-queue"

2. SQSメッセージボディ

SQSメッセージのボディを指定します。

変数の設定:

SQS_MESSAGE_BODY='Hello World!'

設定値の確認

各変数に正しい設定値が格納されていることを確認します。

変数の確認:

cat << END

  # 0. AWS_DEFAULT_REGION:"ap-northeast-1"
       AWS_DEFAULT_REGION="${AWS_DEFAULT_REGION}"

  # 1. SQS_QUEUE_NAME:"handson-cli-sqs-1st-queue"
       SQS_QUEUE_NAME="${SQS_QUEUE_NAME}"
  # 2. SQS_MESSAGE_BODY:"Hello World!"
       SQS_MESSAGE_BODY="${SQS_MESSAGE_BODY}"

END

下段の変数が入っていない、もしくは上段と同等の値が入っていない場合は、それぞれの手順番号に戻って変数の設定を行います。

処理の実行

SQSキューのURLを取得します。

コマンド:

sqs_queue_url=$( \
  aws sqs get-queue-url \
    --queue-name ${SQS_QUEUE_NAME} \
    --output text \
) \
 && echo ${sqs_queue_url}

結果(例):

https://ap-northeast-1.queue.amazonaws.com/XXXXXXXXXXXX/handson-cli-sqs-1st-queue

SQSキューにメッセージを送信します。

変数の確認:

cat << END

  # sqs_queue_url:"https://ap-northeast-1.queue.amazonaws.com/XXXXXXXXXXXX/handson-cli-sqs-1st-queue"
    sqs_queue_url="${sqs_queue_url}"
  # SQS_MESSAGE_BODY:"Hello World!"
    SQS_MESSAGE_BODY="${SQS_MESSAGE_BODY}"

END

コマンド:

aws sqs send-message \
  --queue-url "${sqs_queue_url}" \
  --message-body "${SQS_MESSAGE_BODY}"

結果(例):

{
   "MD5OfMessageBody": "xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx",
   "MessageId": "xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx"
}

完了確認

「SQSキュー"handson-cli-sqs-1st-queue"のメッセージ数が"1"である。」ことを確認します。

コマンド:

aws sqs get-queue-attributes \
  --queue-url ${sqs_queue_url} \
  --attribute-names ApproximateNumberOfMessages \
  --query 'Attributes.ApproximateNumberOfMessages' \
  --output text

結果(例):

1

手順の完了

(参考) マネジメントコンソールの確認

キュー一覧(画面)

  • 検索欄にキュー名"handson-cli-sqs-1st-queue"を入力します。

  • キュー名"handson-cli-sqs-1st-queue"(リンク)をクリックします。

キュー詳細(画面)

  • 詳細欄下部の"さらに表示"をクリックします。

  • "利用可能なメッセージ"が"1"であることを確認します。