8. 動作確認 (訪問者作成の場合)

作業の目的 [why]

完了条件/事前条件 [設計者用情報]

完了条件 [after]

主処理は、以下を満たしたときに成功したものとします。

完了条件1

S3バケット"handson-cli-cognito-idp-landing-XXXXXXXXXXXX"のエンポイントをブラウザで確認できる。

事前条件 [before]

主処理の実施は、以下の状態であることを前提とします。

事前条件1

S3バケット"handson-cli-cognito-idp-landing-XXXXXXXXXXXX"が存在する。

作業対象 [what]

  • S3バケット

標準時間(合計)

8分

パラメータ設定

パラメータ設定の標準時間

2分

作業に必要なモノ・情報 [resource]

作業開始には、以下が全て揃っていることが必要です。

リソース1: S3バケット名

  • エンドポイントを取得するS3バケットの名称です。

  • 今回は"handson-cli-cognito-idp-landing-XXXXXXXXXXXX"とします。

パラメータの指定

作業に必要なパラメータを変数に格納をします。

0.1. S3バケット名の指定

変数の設定:

S3_BUCKET_PREFIX='handson-cli-cognito-idp-landing'

コマンド:

AWS_ID=$( \
  aws sts get-caller-identity \
    --query 'Account' \
    --output text \
) \
  && echo ${AWS_ID}

結果(例):

XXXXXXXXXXXX

変数の設定:

S3_BUCKET_NAME="${S3_BUCKET_PREFIX}-${AWS_ID}" \
  && echo ${S3_BUCKET_NAME}

結果(例):

handson-cli-cognito-idp-landing-XXXXXXXXXXXX

0.2. S3オブジェクト名の指定

S3オブジェクト名を指定します。

変数の設定:

S3_OBJECT_NAME='index.html'

パラメータの保存

設定されている変数の保存先となるファイル名を指定します。

変数の設定:

DIR_PARAMETER="${HOME}/tmp/parameter-handson-cli-cognito-idp"
FILE_PARAMETER="${DIR_PARAMETER}/$(date +%Y-%m-%d)-local-check-admin.env" \
  && echo ${FILE_PARAMETER}

結果(例):

${HOME}/tmp/parameter-handson-cli-cognito-idp/2019-12-11-local-check-admin.env

各変数に正しいパラメータ値が格納されていることを確認しながら保存します。

変数の確認:

cat << EOF > ${FILE_PARAMETER}

  # 0.1. S3_BUCKET_NAME:"handson-cli-cognito-idp-landing-XXXXXXXXXXXX"
         S3_BUCKET_NAME="${S3_BUCKET_NAME}"
  # 0.2. S3_OBJECT_NAME:"index.html"
         S3_OBJECT_NAME="${S3_OBJECT_NAME}"

EOF

cat ${FILE_PARAMETER}

下段の変数が入っていない、もしくは上段と同等の値が入っていない場合は、それぞれの手順番号に戻って変数の設定を行います。

タスクの実施

課題

(未検証)

タスク標準時間

6分

1. 前処理

1.1. 処理対象の状態確認

主処理の実施は、以下の状態であることを前提とします。

前提と異なることが判明した場合、直ちに処理を中止します。

事前条件1: S3バケット"handson-cli-cognito-idp-landing-XXXXXXXXXXXX"が存在する。

「S3バケット"handson-cli-cognito-idp-landing-XXXXXXXXXXXX"が存在する。」ことを確認します。

コマンド:

aws s3api list-buckets \
  --query "Buckets[?Name == \`${S3_BUCKET_NAME}\`].Name" \
  --output text

結果(例):

handson-cli-cognito-idp-landing-XXXXXXXXXXXX

1.2. 主処理に必要な情報の取得

S3バケットのロケーション取得

変数の設定:

S3_BUCKET_LOCATION=$( \
  aws s3api get-bucket-location \
    --bucket ${S3_BUCKET_NAME} \
    --output text \
) \
  && echo ${S3_BUCKET_LOCATION}

結果(例):

ap-northeast-1

2. 主処理

S3エンドポイントの取得

変数の設定:

URL_S3_BUCKET_ENDPOINT="https://s3.${S3_BUCKET_LOCATION}.amazonaws.com/${S3_BUCKET_NAME}" \
  && echo ${URL_S3_BUCKET_ENDPOINT}

結果(例):

https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/handson-cli-cognito-idp-landing-XXXXXXXXXXXX

変数の設定:

URL_S3_OBJECT_ENDPOINT="${URL_S3_BUCKET_ENDPOINT}/${S3_OBJECT_NAME}" \
  && echo ${URL_S3_OBJECT_ENDPOINT}

結果(例):

https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/handson-cli-cognito-idp-landing-XXXXXXXXXXXX/index.html

3. 後処理

3.1. 完了条件の確認

コマンド:

echo ${URL_S3_OBJECT_ENDPOINT}
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完了