ハンズオン(簡易版): S3入門 - ハイレベルコマンド活用

1. S3バケットの作成 (ハイレベルコマンド: handson-cli-s3-1st-highlevel-XXXXXXXXXXXX)

手順の目的

S3バケット"handson-cli-s3-1st-highlevel-XXXXXXXXXXXX"をハイレベルコマンドで作成します。

設定値の指定

設定値の指定

手順に必要な設定値を変数に格納をします。

1. S3バケット名

S3バケット名を指定します。

変数の設定:

S3_BUCKET_PREFIX='handson-cli-s3-1st-highlevel'

コマンド:

aws_id=$( \
  aws sts get-caller-identity \
    --query 'Account' \
    --output text \
) \
  && echo ${aws_id}

結果(例):

XXXXXXXXXXXX

変数の設定:

S3_BUCKET_NAME="${S3_BUCKET_PREFIX}-${aws_id}" \
  && echo ${S3_BUCKET_NAME}

結果(例):

handson-cli-s3-1st-highlevel-XXXXXXXXXXXX

2. S3バケット名のロケーション

S3バケットのロケーションを指定します。

変数の設定:

S3_BUCKET_LOCATION="ap-northeast-1"

設定値の確認

各変数に正しい設定値が格納されていることを確認します。

変数の確認:

cat << END

  # 1. S3_BUCKET_NAME:"handson-cli-s3-1st-highlevel-XXXXXXXXXXXX"
       S3_BUCKET_NAME="${S3_BUCKET_NAME}"
  # 2. S3_BUCKET_LOCATION:"ap-northeast-1"
       S3_BUCKET_LOCATION="${S3_BUCKET_LOCATION}"

END

下段の変数が入っていない、もしくは上段と同等の値が入っていない場合は、それぞれの手順番号に戻って変数の設定を行います。

処理の実行

S3バケットを作成します。

変数の確認:

cat << END

  # S3_BUCKET_NAME:"handson-cli-s3-1st-highlevel-XXXXXXXXXXXX"
    S3_BUCKET_NAME="${S3_BUCKET_NAME}"
  # S3_BUCKET_LOCATION:"ap-northeast-1"
    S3_BUCKET_LOCATION="${S3_BUCKET_LOCATION}"

END

コマンド:

aws s3 mb s3://${S3_BUCKET_NAME} \
  --region ${S3_BUCKET_LOCATION}

結果(例):

make_bucket: s3://handson-cli-s3-1st-highlevel-XXXXXXXXXXXX/

完了確認

「S3バケット"handson-cli-s3-1st-highlevel-XXXXXXXXXXXX"が存在する。」ことを確認します。

コマンド:

aws s3 ls \
  | grep ${S3_BUCKET_NAME} \
  | awk '{print $3}'

結果(例):

handson-cli-s3-1st-highlevel-XXXXXXXXXXXX

手順の完了

(参考) マネジメントコンソールの確認

  • 左ペインの"バケット"をクリックします。

バケット一覧(画面)

  • 検索欄にバケット名"handson-cli-s3-1st-highlevel-XXXXXXXXXXXX"を入力します。

  • バケット名"handson-cli-s3-1st-highlevel-XXXXXXXXXXXX"が存在することを確認します。