ハンズオン(簡易版): S3入門 - ハイレベルコマンド活用

2.4. S3バケットのオブジェクト一覧取得 (ハイレベルコマンド: handson-cli-s3-1st-highlevel-XXXXXXXXXXXX)

手順の目的

S3バケット"handson-cli-s3-1st-highlevel-XXXXXXXXXXXX"のオブジェクトを一覧表示します。

設定値の指定

設定値の指定

手順に必要な設定値を変数に格納をします。

1. S3バケット名

S3バケット名を指定します。

変数の設定:

S3_BUCKET_PREFIX='handson-cli-s3-1st-highlevel'

コマンド:

aws_id=$( \
  aws sts get-caller-identity \
    --query 'Account' \
    --output text \
) \
  && echo ${aws_id}

結果(例):

XXXXXXXXXXXX

変数の設定:

S3_BUCKET_NAME="${S3_BUCKET_PREFIX}-${aws_id}" \
  && echo ${S3_BUCKET_NAME}

結果(例):

handson-cli-s3-1st-highlevel-XXXXXXXXXXXX

設定値の確認

各変数に正しい設定値が格納されていることを確認します。

変数の確認:

cat << END

  # 1. S3_BUCKET_NAME:"handson-cli-s3-1st-highlevel-XXXXXXXXXXXX"
       S3_BUCKET_NAME="${S3_BUCKET_NAME}"

END

下段の変数が入っていない、もしくは上段と同等の値が入っていない場合は、それぞれの手順番号に戻って変数の設定を行います。

処理の実行

S3オブジェクトの一覧を取得します。

コマンド:

aws s3 ls s3://${S3_BUCKET_NAME}/ \
  --recursive

結果(例):

2022-10-24 01:23:45          7 alpha/0.txt
2022-10-24 01:23:45          7 bravo/1.txt

完了確認

本手順の主処理は、以下の完了条件を満たしたときに成功したものとします。

完了条件1: S3バケット"handson-cli-s3-1st-highlevel-XXXXXXXXXXXX"のオブジェクト一覧を取得できている。

「S3バケット"handson-cli-s3-1st-highlevel-XXXXXXXXXXXX"のオブジェクト一覧を取得できている。」ことを確認します。

注釈

主処理で取得できていればOKです。

手順の完了