設定値の指定
設定値の指定
手順に必要な設定値を変数に格納をします。
1. OpenSSH confgファイル名
OpenSSH confgファイル名を指定します。
変数の設定:
変数の設定:
FILE_SSH_CONFIG="${DIR_SSH}/config" \
&& echo ${FILE_SSH_CONFIG}
結果(例):
2. OpenSSH設定用ディレクトリの相対パス
OpenSSH設定用ディレクトリを相対パスの指定します。
変数の設定:
STRING_PATH_SSH_CONFIG='conf.d/hosts'
3. OpenSSH設定用ディレクトリの絶対パス
OpenSSH設定用ディレクトリを絶対パスの指定します。
変数の設定:
DIR_SSH_CONFIG="${DIR_SSH}/conf.d/hosts"
設定値の確認
各変数に正しい設定値が格納されていることを確認しながら保存します。
変数の確認:
cat << END
# 1. FILE_SSH_CONFIG:"${HOME}/.ssh/config"
FILE_SSH_CONFIG="${FILE_SSH_CONFIG}"
# 2. STRING_PATH_SSH_CONFIG:"conf.d/hosts"
STRING_PATH_SSH_CONFIG="${STRING_PATH_SSH_CONFIG}"
# 3. DIR_SSH_CONFIG:"${HOME}/.ssh/conf.d/hosts"
DIR_SSH_CONFIG="${DIR_SSH_CONFIG}"
END
下段の変数が入っていない、もしくは上段と同等の値が入っていない場合は、それぞれの手順番号に戻って変数の設定を行います。
処理の実行
OpenSSH configファイルを更新します。
変数の確認
cat << EOF
# FILE_SSH_CONFIG:"${HOME}/.ssh/config"
FILE_SSH_CONFIG="${FILE_SSH_CONFIG}"
EOF
コマンド:
mv ${FILE_SSH_CONFIG} ${FILE_SSH_CONFIG}.tmp
結果(例):
コマンド:
cat ${FILE_SSH_CONFIG}.tmp \
| grep -v "^Include * ${STRING_PATH_SSH_CONFIG}" \
> ${FILE_SSH_CONFIG}
コマンド:
diff ${FILE_SSH_CONFIG} ${FILE_SSH_CONFIG}.tmp
結果(例):
0a1
> Include conf.d/hosts/*
差分確認ができたら一時ファイルを削除します。
コマンド:
rm ${FILE_SSH_CONFIG}.tmp
結果(例):
OpenSSH設定用ディレクトリを削除します。
変数の確認:
cat << EOF
# DIR_SSH_CONFIG:"${HOME}/.ssh/conf.d/hosts"
DIR_SSH_CONFIG="${DIR_SSH_CONFIG}"
EOF
コマンド:
結果(例):
完了確認
「OpenSSH confgファイル"${HOME}/.ssh/config"にディレクトリ"${HOME}/.ssh/conf.d/hosts"を対象としたインクルード文が存在しない。」ことを確認します。
コマンド:
! cat ${FILE_SSH_CONFIG} \
| grep '^Include' \
| grep "${STRING_PATH_SSH_CONFIG}"
結果(例):
「OpenSSH設定用ディレクトリ"${HOME}/.ssh/conf.d/hosts"が存在しない。」ことを確認します。
コマンド:
! ls -d ${DIR_SSH_CONFIG}
結果(例):
ls: ${HOME}/.ssh/conf.d/hosts No such file or directory
${HOME}/.ssh/conf.dディレクトリが空の場合は削除します。
コマンド:
if [ -z $( ls ${HOME}/.ssh/conf.d/ ) ]; then rmdir ${HOME}/.ssh/conf.d; fi
結果(例):